【「幾何学と引用」という建築家の思想を伝えるパンフレット】
建築家・磯崎新が設計した水戸芸術館の施設パンフレットを制作しました。
水戸芸術館はポストモダン建築の代表作の一つとされており、その特徴である「過去の名作建築の引用」と「幾何学的モチーフの展開」について解説しています。
6つの専門的施設群から成る複雑な構成をわかりやすく伝えるため、視点が「全体から部分へ」と移行していく構成でパンフレットを設計しました。
表紙では、簡潔なイラストによって「幾何学的形態と全体像」を直感的に把握できるようにしています。続く全体解説ページでは、街のように配置された「6つの専門的施設群の構成」や「空間の見どころ」を紹介し、同時にフロアマップとしても機能する構成としました。
部分解説ページでは、それぞれの専門施設について、空間構造をさらに掘り下げて解説しています。
また、背景に配された多様な幾何学モチーフに加え、グリッドやフォント、引用形式による統一的なデザインコントロールによって、建築家の思想が立ち上がるようなパンフレットデザインを目指しました。
このパンフレットは、水戸芸術館にて配布されています。
発行:公益財団法人 水戸市芸術振興財団
監修・執筆:五十嵐太郎
デザイン:保田卓也
イラスト・構成:イスナデザイン
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